Liella! 4th千葉公演にソロフラスタを出しました

8/19(土)〜8/20(日)、幕張メッセにて開催の「ラブライブ!スーパースター!! Liella! 4th LoveLive! Tour ~brand new Sparkle~ 千葉公演<KALEIDOSCORE edition>」に澁谷かのんちゃんと伊達ちゃんに宛てて個人でフラワースタンドを出しました。3rdで2回出したので、3度目のソロフラスタとなります。

前回のフラスタについてはこちら。

p5750.hatenablog.com

千葉公演はKALEIDOSCORE editionなのでユニット的にはかのんちゃんは当番回ではないですが、4thライブの開幕を祝して最初の公演地である千葉で出すことにしました。

Second Sparkleの衣装をイメージした装飾類を自作し、お花にはマリーゴールドと百合を入れてもらいました。

制作記録

本来であれば前回までと同様に時系列に沿って制作記録を書きたいところですが、過程のログを詳細に残す余力も記事を書く余力もあんまりないので、今回は軽めに書きます。

5/19: ユニット名決選投票開始

この日、ユニット名の最終候補が発表されました。

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万が一にも自分の案が通ったりしたらそのユニットのお花出したいなと思っていたのですが、最終候補に自分の案がなかったのでこれまで通りかのんちゃんと伊達ちゃん宛てで出すことにしました。

6月上旬: お花屋さんに連絡

まだセカスパ衣装をモチーフにすること以外何も決まっていなかったものの、取り敢えずお花屋さんに連絡して枠を確保しました。今回も前回の埼玉と同じ川崎の...and flowerさんにお願いしました。

6/27: Jump Into the New Worldジャケット公開

モチーフをJump Into the New Worldに変えるかどうか少し悩みましたが、資料が少ないので現段階で手を出す勇気は流石になく、セカスパで続行することにしました。

というのも、私はモチーフを装飾に落とし込むとき、キャストが着用した衣装の写真を無限に眺めながら構想していくという方法を取ってきたので、ジャケ絵くらいしか資料がない段階では今までの方法が使えないからです。

7月中旬: 方針決定

LAに行ったり上海の準備(チケ取り)をしたりしていたら何もできないまま7月中旬になっていました。

この複雑なセカスパ衣装をこれまでのような方向性でフラスタに落とし込むのはどう考えても1ヶ月では無理でした。

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そこで今回は衣装を再現せず、特徴となる要素を抜き出して構成することにしました。

ギンガムチェックと白無地の組み合わせ、という特徴を活かしたスカートと、もう一つの大きな特徴であるチェーンを配置。

これなら2〜3週間あれば作れると判断しました。

7/28: 寸法決定

方針が決まってすぐに上海に行ってしまったので、7月末になってようやく実作業開始。

内径40cm、外径200cmの全円で作ることにしました。45°ずつ白無地とギンガムチェックが繰り返す形。

7/29: 日暮里へ

サマステ後に日暮里へ。

白無地は前回も使ったアムンゼンギンガムチェックは綿にしました。予定があり日暮里に長居できなかったのでチェーン探しはまた別の機会に。

2〜3週間でできると言っていたけど、もう〆切まで2週間ちょっとしかありません。

8/2: 新宿オカダヤでチェーン購入

仕事に向かう途中にオカダヤに寄ってチェーンと布用両面テープを購入しました。

埼玉のフラスタができた後に裁縫有識者から端処理は両面テープを使うと速くできるとオススメされていたのを思い出したので。

8/5: パネル入稿

セカスパモチーフということで、パネルは原宿に出ていたこの広告をイメージして作ることに。

というわけでこんな感じになりました。

8/7: パネル納品

アクセアが爆速で仕上げてくれました。ゴールドの色合いもグレーの透過もほぼ狙い通り。

8/12: スカート完成

過程の写真を何も撮っていないのですが、なんとかスカートも完成しました。

当初の予定を変更し、ギンガムチェック部分は扇形ではなく長方形にしました。どっちかというとこの変更は見栄え的にはマイナスになってしまった可能性があります。幅40cmくらいにしたのですが、20cmで十分だった感があります。

ただ、長方形にしたことで工数的には多分0.5人日くらい削減されて、徹夜をせずに済みました。ギンガムチェックの模様はそのまま定規代わりになりました。

初めて採用した布用両面テープですが、初速こそかなり速くなったものの、結局後から要所要所で補強のために縫う必要があり、縫うときに針がベタベタになるのでトータルでプラマイゼロくらいでした。今回のように全体的に使うことはもうないと思います。局所的に使えそうなところがあれば、という感じ。今回で向き不向きがわかったのは収穫でした。

チェーンはパール含めて3種類用意し、それぞれ5cmずつ長さを変えて全部が見えるようにしました。銀のチェーンがめちゃくちゃ重いので、軽量化の意味もあります。チェーンを短くしないと重みでスカートが潰れてしまうので。

8/13: スカートとパネルを輸送

3月に親の車をガソスタのポールにぶつけて以来、「父親がゴルフに行く前日に親の車に乗ってはいけない」のでタイムズカーでスカートとパネルを川崎まで輸送しました。

いつもより中原街道が空いていたのでスムーズに行けて有り難かったです。

お花屋さんの近所だったので、ついでに豚星。を食べました。

8/18: 搬入日

お昼にお花屋さんから電話が来て、スカートの取り付けの向きなどについて認識合わせをしました。

そのあたりを事前にしっかり伝えておけばよかったと反省。

おわりに

まずは、今回も素晴らしいお花を仕上げてくださった...and flowerさん、スカートについて助言をくれた皆さん、会場でお花を見てくれた皆さんに心より感謝いたします。

今回は時間のない中で、自分の目指したい形とどうやって折り合いをつけていくかが問われた制作作業になりました。3rdのような膨大な工数で殴るタイプの作業も楽しかったですし、それで出来上がったお花についても色んな知り合いから褒めてもらったりはしたのですが、今回はまた別のベクトルでの面白味があったように思います。

一方で、スカートを自作するという、言ってしまえばイレギュラーな作り方のお花しか出したことがないのはそれはそれで勿体ないような気もするので、装飾もお花屋さんにお任せする一般的な作り方の経験も積んだほうが(お花屋さんとのコミュニケーションの面で)よいのかな、と思わなくもありません。今回もお花屋さんとのコミュニケーションの領域で反省点があったわけですし。

次にお花を発注するのがいつになるのかはまだわかりませんが、フラスタの出来だけではなく、もっとプロセス全体として改善できたらいいなと思います(多分これはある種の職業病ですね)。

結局のところ、私はお花を出すという行為にハマってしまったので、今後もちょくちょく出していきたいと思います。