Liella! 3rd LoveLive! Tour 〜WE WILL!!〜 埼玉公演

3/4(土)〜3/5(日)、ベルーナドームにて開催された「ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~ 埼玉公演」に両日参加しました。

ll-fans.jp

3rdライブツアーの千穐楽で、Liella!単独ライブ初の声出し公演。私は超次元は行かなかったので私にとっては正真正銘初めてのLiella!の声出し公演でした。

今回はフラスタも出しました。フラスタについてはこちら。

p5750.hatenablog.com

3月のベルーナといえば昨年のAqoursですね。

p5750.hatenablog.com

昨年あまりにも寒かったので今回は万全の防寒対策で臨みました(北海道装備でした)。

3/4(土): Day1

午前中にオタクの車で西所沢へ。西所沢に車を停めて狭山線西武球場前に移動、フラスタを見に行きました。西武球場前のライブ当日に午前中から現地に来るの、近辺の駐車場で車中泊してたAqours 2nd以来です。

フラスタはいつもの駐車場に。

ドーム沿いに並んでるのが外の道から見えたのですが、入ってみたら線路沿いにもたくさんありました。全部で200基以上あって壮観でした。

すべてのフラスタを撮影した後は他の展示などを見ました。

事前登録でスクフェス2のステッカーを貰った後、誰がどう見ても3/6に購買部で発売されるベンチコート。隠す気なさすぎて笑いました。

キッチンカーでスタンプを回収し、スポーツ報知ブースでスポーツ報知特別号を購入。

フラスタをもう一度ひととおり見てから一旦離脱。去り際にドームを撮りました。めちゃくちゃいい天気で上着いらずでした。この時間は。

西所沢に戻り、オタクの車でラーメン二郎一橋学園店へ。ひばりヶ丘ベルーナでライブがあるときはめちゃくちゃ混むので回避した結果一橋学園になりました。

麺少なめニンニク少なめ。美味しかったです。

食後は所沢に戻り、トイレを済ませてから球場へ。

フラスタの近くで連番者と合流し、入場。

ライブ

Day1はアリーナ中程の下手でした。センステより少し後ろの大外。

これまでのアリーナクラスの公演よりステージの両翼が延長され、サイドのスクリーンも中央のそれ並の大きさの巨大なものになりました。

以下、曲についてはこれまでとの差分を中心に。

M1: WE WILL!!

イントロは「もっと もっと もっと!」に被るから声出さない派なのですが全人類被せててちょっと悲しかったです。

M2: スター宣言

散開の移動距離が長くなってサビ前半の振りが消えましたね。

会場規模に応じて色んな表情を見せてくれる曲だなと思いました。そういう意味でもだから僕らは鳴らすんだ!の要素を引き継いでいると言えるかもしれません。

最後には花火の特効も入って演出面でもパワーアップしていました(めちゃくちゃビビりました)。

MC1

初めての声出しということで感極まっているキャストが多かったですね。

初めてのコーレスを1期生に譲るくまが神過ぎました。「わからなくなったからお手本を見せてほしい」という理由をつけるところが本当にくまらしいです。

M3: Welcome to 僕らのセカイ

ウェルカムきな子は上段下手でした。

M5: Go!! リスタート

花道が長くなってイントロも長くなりましたね。

声出し楽しかったです。

M6: パレードはいつも

Cメロ前にセンステに到着するようになった関係でCメロがやばいことになってました。

捌けるときもイチャイチャしてて呼吸困難になりました。。

M9: ビタミンSUMMER

声出しビタサマ楽しすぎワロタになりました。

2番のフォーメーションが変わって散開するようになりましたね。

M12: Chance Day, Chance Way!

花道が延びた分2サビの「いまを打ち鳴らしあって」の振りが消えたのがちょっと悲しかったです。

基本的に曲中にWhoooo!!とか被せるのあんまり好きじゃないんですが、ラスサビのちぃが回るところは振り付け的にも周り拍手してるし割と正しいなと思いました。

MC2

銀杏が消えたことにMCで言われて初めて気付きました。

M13: 揺らぐわ

グループディスタンスで広々だったのでサビで揺らいでました。

めっちゃ炎が出てて暖かかったです。ずっと出しといてほしい。

M14: 色づいて透明

花道が延びたからか1番の印象がちょっと変わった気がしました。

M15: エーデルシュタイン

左右にも中央と同様のLoveLive!の文字が出て東京大会のステージが拡張されていました。

半野外でスモークにムラがあるからか、落ちサビのビデオフィードバックの雰囲気がちょっと変わって見えました。

M19: 未来の音が聞こえる

「10!」アンチなのですが、恐れていたほどは「10!」が多くなかったのでちょっと安心しました。

今回未来の音が聞こえるをモチーフにフラスタを出したので衣装見ただけで泣きそうになりました。花火が追加されてよりMVの再現度と没入感が増していて、アウトロの花火演出が良すぎて泣きました。

M20: 追いかける夢の先で

初めてのED大合唱。声出し解禁の最も良い点のひとつです。歌詞が表示されていなかったのでハードモードでした。

アンコール映像

最初は今まで通りの映像。バナナのくだりでステージの階段にバナナの絵が出てて爆笑しました。

そしてこれまでの映像の後ろに新しいパートが追加されていました。ゼビオアリーナ仙台から始まる、これまでのツアー各都市を振り返る映像。大阪でのスター宣言のミスが流れて笑ってたら「9人のLiella!はどうですか?」が来て泣いたりとなかなか忙しかったです。

最後は最終リハ後の映像。Liella!コールを煽って来たのでLiella!コールをしていたら暗転してアンコールが始まりました。

EN1: 水しぶきのサイン

Liella!コールからシームレスにイントロにつながるの結構気持ちよかったです。

EN2: Shooting Voice!!

フォーメーションでバカでかい声出ました。この曲は歌始まりなのでバカでかい声は歌い始める前に終えるのがマナーです(謎マナー講師)。

この時点でDay2がユニゾンなのをほぼ確信しました。

MC4

初の声出し公演ということで、1期生は無観客から始まり声出しに至るまでのステップ、2期生はデビューから声出しに至るまでのステップを感じるようなMCが印象的でした。

キャストが上着着てなくてめちゃくちゃ寒そうでした。私は北海道装備なのでポカポカでした。

EN4: Time to go

ここに来てTime to go初披露。埼玉で初披露という予想はしていたもののこのタイミングは予想外だったので驚きました。

優しい歌声に聞き惚れていました。

EN5: TO BE CONTINUED

往年のNo brand girls前を思わせるバスドラ特殊イントロで完全に2015年になりました。

初めての声出しでのTO BE CONTINUED、バチバチにぶち上がって心の底から楽しかったです。ダウン着てたので腕が重くてサビ振りコピが筋トレになりました。

挨拶

ペイくまの埼玉コンビによる埼玉ポーズで〆。私は翔んで埼玉を見た側の人間なので爆笑していたのですが、意外と会場ウケてなくてびっくりしました。翔んで埼玉は見たほうがいいよ。

終演後

所沢の鳥貴族で終電まで飲みました。

3/5(日): Day2

原宿へ

前日から原宿にSecond Sparkleの広告が出ていたので見に行きました。明治通り沿い、旧LINE FRIENDS STOREのところ。

プレミアムショップにはMILKFED.コラボ第二弾も展示されていたので見に行きました。

サンリオコラボのパネルに新たにサインが入ってました。

昼食

その後は練馬に移動。台湾まぜそば研究家おすすめの「麺 酒 やまの」でチーズ台湾まぜそばをいただきました。

めちゃくちゃ美味しかったです。ミンチの味付けが今まで食べたことない感じで新鮮でした。

めちゃくちゃ美味しかったのですが、チーズで胃もたれしました。

食後は胃が苦しいまま会場へ。練馬から所沢の道のりがいつも以上に遠く感じました。

ライブ

座席はセンステ前の上手側でした。宮城Day1がセンステの目の前だったので、センステ前に始まりセンステ前に終わるツアーという贅沢な感じに。

M1: WE WILL!!

要所要所の全体としての移動のキレ(語彙力)みたいなものを改めて感じました。

M2: スター宣言

イントロの伊達ちゃんの「ファイナルーー!私たち、スーパースターになってやる!!!」という煽りで既に感情が溢れそうでした。

サビは渾身の振りコピ(コピではない)をしてました。これはあれです、手塚跡部戦の最後に零式ドロップで戻るボールの幻が見えるやつです。

M3: Welcome to 僕らのセカイ

ウェルカムきな子は上段上手でした。両日とも上段だったのは多分初めてですよね。

ステージが広くなったことによる没入感の高まりが、周辺視野まで映像が続いていることによるものだと気付きました。特にこの曲は元々のMVが領域展開みたいになっているのもあって、領域内にいるかのような感覚になりました。

M4: Butterfly Wing

もしかしたらこの曲を聴けるのも最後になるかもしれないと思い、圧巻のステージを浴びるように全身で感じていました。

M5: Go!! リスタート

声出しと振りコピの相性がとても良くて楽しかったです。

M6: プライムアドベンチャー

3人が抱き合ってたのが印象的でした。

M7: エンドレスサーキット

クゥすみジャンケンはパーのあいこでした。あいこで終わるのが本当にクゥすみっぽくていいですね。私はチョキを出しました。

Run and Fight!を叫ぶの楽しかったです。

M8: 駆けるメリーゴーランド

至近距離で見られたのでパフォーマンスを噛みしめるように浴びていました。

M9: ビタミンSUMMER!

前日は逆サイドの大外だったのもありちゃんと把握できてなかったのですが、これまで2番で下手階段から降りていた伊達ちゃんが上手に変わって2サビが0ズレになりました。距離はありましたが0ズレ振りコピ楽しかったです。

M10: POP TALKING

今までで一番はっちゃけてましたね。なこが噛んで伊達ちゃんが笑っちゃったところで笑いました。

M11: ユートピアマジック

上手と下手のハグの応酬で目が足りませんでした。

M12: Chance Day, Chance Way!

センステ前特有の花道を進んできているときの「キタキタキタキタ!!」という高揚感が良かったです。

MC2

乾杯しました。

M13: 揺らぐわ

ここ最近(大阪以降)はやぶを見ていたのですが、今回は伊達ちゃんが近かったので久々に伊達ちゃんを見てました。なんとなくですが北海道までよりもキレが増していたように見えました。

M14: 色づいて透明

2Aの伊達ちゃんとやぶがイチャイチャしてるところ、今までで一番やばかったです。

あと2Bのステップを一緒に踏んでました(いつもやってる)。

M15: エーデルシュタイン

ラスサビの照明が点く瞬間が気持ちよすぎました。

M16: Sing!Shine!Smile!

東京大会のステージが再現された状態で披露されるのはきっと最後。曲も歌詞も演出もダンスも本当に好きすぎるのでこの曲をこのステージで14回も見られたことに感謝。

M17: 名前呼び合うように

どうせ遠くて顔は見えないのでステージを含めた全体を見渡すような感じで見ていました。

M18: 私のSymphony

前日のMCで言及があった「なんでもできそうなあの子も」の伊達ちゃんが気になるなと思っていたら抜いてくれたので助かりました。

M19: 未来の音が聞こえる

前日に引き続き衣装見ただけで泣きました。花火は埼玉が最初で最後な気もするので目に焼き付けられてよかったです。

M20: 追いかける夢の先で

Day1より歌ってる人多かったような気がします。反省して聴き込んで来たので前日よりも歌詞に自信を持って歌えました。

EN1: Second Sparkle

暗転中、キャストがステージ下段に表れた瞬間「あっ」となり、衣装がSecond Sparkleであることに気付いた瞬間絶叫しました。やばいこと起きてる。

発売前のため2番以降は完全に初見でしたが、曲の展開が気持ちよすぎて悶えながら高まっていました。

EN2: 水しぶきのサイン

Second Sparkleになったし水しぶきのサインないのかあと思っていたらここで来て本当にありがとうという気持ちに。衣装が変わってくまの袖は捲れなくなりましたが。

「一番最初にキミが笑って」も見納めかもしれないと思って食い入るように伊達ちゃんの最高の笑顔を見ていました。

EN3: ユニゾン

投票曲1位は予想通りユニゾン。東京公演終わったタイミングでアンケートやったらそりゃそうなる。私もユニゾンに投票しました。

これは全人類が思っていることですが、

ずっと終わらないで 時がとまればいいのに
いま目の前にひろがる この景色あと少し見ていたい


まだここにいさせてと(願えど)
秒針は変わらずに(進む)
それでも握りしめる 君といる瞬間を

という歌詞が正にツアーの終着点で聴くに相応しいものでした。

EN4: Day1

ロッコでのDay1ももしかしたら聴き納めかもしれません。トロッコはかなり遠かったので曲で高まる方に神経を注ぎました。

毎度伊達ちゃんとのんの繋ぎ方が変わっている「強く手を繋いで」は今回対等に握手をするような感じになっていました。

MC5

Liella!9人のこれまで抱えてきた苦しみや重圧の大きさ、そしてツアーを通しての成長をひしひしと感じる挨拶でした。ずっと泣きながら聴いていました。

Sing!Shine!Smile!の「楽しいを越えて 傷ついて知った もっと楽しいって気持ち」や未来の音が聞こえるの「楽しいだけじゃもう越えられないね だけど楽しさが背中押すんだ」など、2期の楽曲で歌われている「好き」と本気で向き合うからこその苦しみ。このテーマが普遍的なものであるということを改めて感じました。思い返せば私は昔からこのテーマに弱いらしいです。Aqoursで私が好きな歌詞のひとつにWATER BLUE NEW WORLDの「夢は夢のように過ごすだけじゃなくて 痛みかかえながら求めるものさ」というのがあります。これも同じ話ですね。「好き」を突き詰めると必ずどこかで壁にぶつかって苦しくなります。裏を返せば、苦しんでいるのはそれだけ本気で向き合っている証でもあり、その葛藤はきっと後々財産になるのだろうと思います。

これは後から(MVが公開されてから)気付いたことですがSecond Sparkleもそういう曲ですね。

www.youtube.com

この本気で向き合う苦しみという普遍的テーマを前々から意識していたのにも関わらず、私は正直、伊達ちゃんが感じてきた葛藤について見くびっていたというか、これまであまり深く考えてきませんでした。いつだって伊達ちゃんの歌は私の心を揺さぶって来たからです。私以外にもそういう人はきっと沢山いたと思います。だから、このMCで伊達ちゃんが話してくれた想像を絶するような苦しみは、話を聴くこちらまで胸が苦しくなるようでしたが、それでも伊達ちゃんが自分の言葉を紡いで私たちにそれを教えてくれたことは本当に価値のあることだったなと思います。Day1のMCで言っていたように、最近は少し前向きになってきているということですが、伊達ちゃんの苦しみを、その一端でも知ることができました。MCで明らかになったのはきっとほんの一部分で、伊達ちゃんが抱えているものの大きさは私には計り知れないし、勿論伊達ちゃんの苦しみは伊達ちゃんのもので、誰かが引き受けたりすることもできないでしょう。それでも一ファンとして、伊達ちゃんが苦しみを乗り越えて次の境地に至るときを待ち望まずにはいられません。苦しみを乗り越えた先の境地に到達するきっかけは人それぞれで、往々にして周りの人も当人も何がきっかけになるのかはわからないものです。そんな中で私にできることは、「伊達ちゃんの歌声が好きだ」と声高に叫び続けることだけだと思っています。なので、これからより一層、伊達ちゃんにそれを伝えることを意識的にやっていきたいと思いました。

EN5: TO BE CONTINUED

泣きながら渾身の声を出しました。改めて、TO BE CONTINUEDで〆るのが盛り上がり的にも文脈的にも本当に好きすぎる。ここがスタートラインなんですよね。

挨拶

「いつかかのんちゃんに追いつけるように頑張ります。私やっぱり、歌が好きだ!」でボロボロ泣きました。あのMCの後に伊達ちゃんの口からこれが聞けたというのがあまりにも……。

ダブアン: TO BE CONTINUED

鳴り止まないLiella!コールからの、Liella!初のダブアン。もう脳がキャパオーバーで思考を停止していて身体が勝手に動いてるみたいな感じだったのでほぼ無我の境地でした。無我の境地は知っての通り頭で考えて動くとじゃなくて身体が実際体験した記憶で無意識に反応するもんたい

ショート尺なのに2番歌いそうになるやぶ可愛すぎワロタ

告知

MTV Unplugged Blu-ray発売

嬉しすぎてアンコールでSecond Sparkle来たとき並にバカでかい声が出ました。パッケージ化してほしいとずっと思っていましたが、半ば諦めていたので本当にサプライズでかつ嬉しい発表でした。

Liella! CLUB開設

ここまでのLiella!のアーティストとしての展開的にやってもおかしくないのにやっていないな〜と思っていたらここで発表されたので遂に来たかと思ったのですが、名前がAqours CLUBからそのまま過ぎて爆笑しました。

3期生4/28発表

初期のKVが表示された時点で3期関連のお知らせだと確信しましたがその通りでした。

2期生が発表されたときはLoveLive! Daysをフラゲしてリークしてた愚か者がいたので先に発表日を公開してくれたのはとてもありがたいですね。自衛できるので。

(欲を言えば後から日付出すのズコーッてなるので先に4/28って書いてほしかったですね)

終演後

また所沢で終電まで飲みました

終わりに

まずは7都市14公演、Liella!とマルガレーテちゃんが誰ひとり欠けることなく無事に走りきれたことが本当に嬉しいです。他コンテンツでは怪我や病気などで公演が中止になったり演出が変わったりというのを今年も見ていて、全公演無事に開催されたことは当たり前のことじゃないと実感しました。

そして私個人としても、14公演すべてに現地参加することができました。愛知公演直後に濃厚接触者になったり、東京公演直後に胃腸炎になったりとヒヤリとすることもありましたが、Liella!のライブがある週はなんとか7週とも健康に過ごすことができました。

今回のツアーは、本当に全通してよかったと思えるものでした。14公演というとツアーが始まる前はとても多いように思えたし、途中で自分のモチベが続かなくなってしまうのではないかとちょっと不安もありましたが、始まってみれば14公演はあっという間で、そしてどの公演も新鮮な楽しみがありました。

14公演を楽しみ続けることができたのは、Liella!の日々の努力と成長の賜物であることは間違いありません。大阪Day1までとDay2からで2期生のパフォーマンスがまるで違ったように、Liella!は本当に日々どんどん成長していっているように感じます。

そして千穐楽の埼玉公演。その成長の集大成を見せつけられたと同時に、これから先のさらなる成長を期待させるようなところもありました。アンコールのSecond Sparkleはもちろんサプライズとしても非常に強力でしたが、この先の展望としてもとても大きな意味があったように思います。

3rdライブツアーは、本当にLiella!成長をこれからも片時も見逃したくないと強く思わされるツアーでした。

Liella! 3rd 埼玉公演にソロフラスタを出しました

3/4(土)〜3/5(日)、ベルーナドームにて開催の「ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour 〜WE WILL!!〜 埼玉公演」に澁谷かのんちゃんと伊達ちゃんに宛てて個人でフラワースタンドを出しました。宮城公演で初めてソロフラスタを出して、今回が2度目となります。

宮城公演のフラスタについてはこちら。

p5750.hatenablog.com

埼玉公演は3rdライブの千穐楽で、Liella!初のドーム公演で、Liella!初の声出しアリ公演。色々な意味で節目となる公演ということで、そのお祝いの気持ちを込めて作りました。

本稿では、宮城公演の記事と同様に時系列に沿って制作記録を記していきます。

構想

12/3(土): 宮城公演Day1

自分の初めてのフラスタが会場に並んでいるのを見て、達成感に溢れました。宮城公演の自分のブログに

初めてのソロフラスタということでめちゃくちゃ気合を入れたわけですが、完成したときにめちゃくちゃ達成感がありました。上手い下手は置いておいて、元々自分で手を動かして何かを作ることは好きなんですが、フラスタといういわば「贈り物」を作るというのは自分のためのものを作るのとはまた違った感覚の喜びがあり、工程そのものはしんどい部分もありながらも、そのしんどさも楽しむことができたと思います。制作中、どんなにしんどい作業でも作り始めたことを後悔したことはありませんでした。

実際に現地で自分のフラスタを目にすると、達成感や安堵と、筆舌に尽くしがたい感動がありました。本当にやってよかったです。

と書いたとおりです。

そしてライブに参加して、この素晴らしい公演が埼玉まで無事に繋がっていったらどんなに素晴らしいだろうと思いました。1stや2ndを経て、ツアーが人を成長させるということを、もう私たちは知っていました。ツアーを走り切るのは、きっとLiella!にとってもたくさんの苦労があり、成長があることでしょう。最後の埼玉に辿り着いたら、その月日を祝福したいと思いました。

そしてこの日、「未来の音が聞こえる」が初披露されました。未来へ進んでいく歌詞が、ツアーの完走を祝うメッセージを込めるのに相応しいと感じ、出すとしたら「未来の音が聞こえる」をモチーフにしようと決めました。

しかし、この時点では出すことを決心できずにいました。それは埼玉公演の会場がベルーナドームだからです。ベルーナドームではフラスタは野外に置かれるので、屋内の会場に出すよりもリスキーなのではと感じていました。

12/18(日): お花屋さんと打ち合わせ

別のイベントに出す合同フラスタの件で日吉の「...and flower」さんと打ち合わせしました。

shop.andflower.jp

その合同フラスタを発案したオタクが贔屓にしているお花屋さんです。

日吉から所沢までは距離がありますが、配達・回収費を多めに出せばベルーナドームにも対応してくださるということで、ついでにベルーナドームのフラスタの懸念事項を相談しました。気候的には3月のベルーナドームであればお花的には問題ないとのことでした(夏はかなり大変とのこと)。

お花屋さんが大丈夫だと言うなら大丈夫だろうということで、フラスタを出すことを決意し、数日後に「...and flower」さんのWEBフォームから仮予約しました。

1/25(水): デザインの検討

何もしないまま1ヶ月ほどが過ぎてしまいました。毎週ライブで「未来の音が聞こえる」を浴びて曲の解像度を高めてました(言い訳)。

流石にスケジュール的にギリギリになってきたので企画の具体化に着手しました。

お花のオーダー内容の検討

お花の知識がないため宮城公演ではお花の色以外は特に指定しませんでしたが、今回はわからないなりにもうちょっとこだわってみることにしました。

かのんちゃんをイメージしたオレンジ色の花をメインとして、差し色的に伊達ちゃんをイメージしたお花を入れたらいい感じになるのではと考え、ユリとチューリップを入れてもらうことにしました。

オレンジ色については前回同様にダメ元で「マリーゴールドがあればマリーゴールドを使いたい」旨を書きました。前回以上に時期外してますが。それ以外のお花は知識不足によりまたお任せにしました。今後の課題はお花の種類と流通時期を覚えることですね。

装飾の検討

前回同様に衣装のスカートをモチーフに装飾を作ります(なぜ装飾を自作することになったかの経緯は前回の記事に詳しく書いています)。

衣装の写真が宮城公演の時点でニュースに上がったのは有り難かったですね。

www.edgeline-tokyo.com

この記事に載っている写真とYouTubeに上がっているMVを参考に装飾のラフを作成しました。

www.youtube.com

最初にiPadで描いたのがこちら。

流石に適当が過ぎる……。これをお花屋さんに見せるのは申し訳ないのでイラレで描き直し。お花のことはお花屋さんにお任せするのだから自分が下手くそなお花の絵を描く必要はないじゃんという気付き。

前回はフラスタの下まで覆うために実際の「WE WILL!!」衣装よりもかなりスカート丈を長くしましたが、今回は多少伸ばす想定ではあるものの短めとしました。スカート本体とオーガンジー部分との長さの差が大きいほうがオーガンジーが映えるだろうというのが理由です。これは前回、内側のサテン層と外側のオーガンジー層の丈の差が小さくなり、オーガンジーの透け感が思う存分発揮できなかった反省でもあります。

丈を短くする副次的な効果としては、布を使う量も縫う長さも減るので工数が減らせるという効果もあります。

1/26(木): 企画書送付

前日に練った構想をGoogle Slidesにまとめ、PDFでお花屋さんに送りました。一緒にスタンドの寸法と装飾品の納期を確認。

1/28(土): パネルデザイン構想

企画書時点ではパネルデザインはGoogle Slidesで適当に作った仮のものだったので、どうするべきか検討。

前回は衣装の豹柄をパネルにも流用することでパネルにも「WE WILL!!」感を持たせましたが、今回は豹柄のようなわかりやすいものはありません。MVを見たりして色々考えた結果、MVの客席で「Liella!」の文字を出している人文字をデザインに使うというアイデアが降りてきました。あの人文字、ライブでもメインスクリーンの横の横長のスクリーンに出ていてかなり印象的なんですよね。

課題は人が持っているような傾きやズレがないと人文字に見えないということ。イラレで無数のパネルを地道に動かしていくのは現実的ではないし、多分綺麗になりません。そこでランダムにズラす処理を自分で実装することにしました。

宮城公演のブログに「プログラミングはフラスタに活かすのは難しい」と書きましたが、思わぬところで使うことになりました。

最初に考えたのはパネルの座標にランダムな回転行列を掛けたりする方法。つまりある位置のパネルについて


\left.
\begin{pmatrix}
x_{\mathrm{after}} \\
y_{\mathrm{after}} \\
z_{\mathrm{after}}
\end{pmatrix}
=
R_z R_y R_x
\begin{pmatrix}
x_{\mathrm{before}} \\
y_{\mathrm{before}} \\
z_{\mathrm{before}}
\end{pmatrix}
+
\begin{pmatrix}
x_{\mathrm{offset}} \\
y_{\mathrm{offset}} \\
z_{\mathrm{offset}}
\end{pmatrix}
\right.

を計算してずらしていき、画像として出力するという感じです。大学時代にMATLABで3次元の点群に行列掛けてズラしてたのを思い出しました。

この画像処理、自前で書けないこともないですが、自分でアンチエイリアスまで書くのは流石に車輪の再発明という感じがします。4週間しかないこの状況でやるのは得策とは言えなさそうです。

そこで次にこの座標変換と画像処理を簡単に済ませる方法を考えた結果、Unityを使えばいいことに気付きました。前職がゲーム会社なの、この瞬間まで完全に忘れていました。

しかし私はバックエンドエンジニアなのでUnityは5年くらい前に新卒研修で触って以来まともに触っていません。そこで前職時代の知り合いに大まかにやりたいことを伝え、Unity初心者でもできそうかを確認しました。これくらいならなんとかできるだろうということになり、この方針に決定。

1/30(月)

お花屋さんから返信がありました。装飾の納期は搬入の3日前、つまり2月末。制作に使える期間はちょうど1ヶ月です。

また、マリーゴールドは造花なら使えるとのことだったので他のオレンジ色の生花と組み合わせてもらうことにしました。

制作作業

2/3(金): パネルデザイン

Unityでパネルデザインの制作を開始。Unityなんもわからん。

5時間くらい格闘し、取り敢えず無地の人文字はできました。リアルタイムでパラメータ調整ができるようにしたのでなかなか楽しげな感じになりました。もちろんパラメータ調整機能が一番大変でした。

書き捨てのコードなのであまり綺麗な設計にはできなかったのですが、特にパラメータ管理がViewに依存しているのがしんどいポイントです。本当はObserverパターン的なことをやりたいのですが、このためだけにUniRxをゼロから勉強するのはちょっと時間的に無理でした。

残る課題は画像出力機能と文字入れ。

2/4(土): 衣装用の買い出し

平日に日暮里に行く暇は取れず、A・ZU・NAのライブ当日の朝に日暮里に行くことに。前日はパネルデザインをやっていたら26時になっており、そこから慌てて用尺を計算。丈が短い分前回よりかなり短く済んだのですが、数字が小さすぎて不安になりました。

日暮里のトマト本館で色々購入。

単価 数量 (m)
バックサテン(クリーム) 830 2
アムンゼン(白) 580 2
サテン(紫) 480 0.5
オーガンジー(紫) 430 1.5
オーガンジー(水色) 430 1
オーガンジー(ピンク) 430 1
オーガンジー(黄) 430 1
オーガンジー(オレンジ) 430 1

糸も3色くらい買いました。

オレンジのベロアだけいい色がなかったのでユザワヤのオンラインショップで注文しました。

2/7(火): パネルデザイン

無地の平面を揺らすことには成功したので、これを画像を読み込んで行うように改修します。

まずは小さめの仮画像を用意。

Texture2D として読み込んで Sprite.Create で個々のパネルを作っていきます。prefabをただ Instantiate するのとは全然勝手が違ったので、最初からSpriteでやっておけばよかったと後悔。

4時間ほどの格闘の末、ようやく所望の位置にSpriteを配置できるように。

イラレで本番用の画像を制作。人文字にすると細い文字は可読性が下がるので、全体的に太めにしています。

これをUnityで読み込ませ、パラメータを調整すると……。

いい感じに揺れてくれました。ちゃんと文字が読める程度の揺れになるように、パネル間の余白や揺れの最大量を調整しています。

ちなみにパラメータのスライダーを動かすたびに座標が再計算されるのですが、非同期処理とか何もやってないので本番用の画質だと動かすたびに固まります(1フレームで全部移動させてます)。パネル作るのは一度パラメータ決まってしまえばpngに書き出して終わりなのでとりあえずそのままにしましたが、後で余裕あったらちゃんとパフォーマンス改善してパラメータ弄って遊べるようにしようかなと思いました。

pngで書き出し、再びイラレで読み込んで調整。CMYKにするとめちゃくちゃくすんでしまいましたが、こればかりはどうしようもないですね。CMYKにした後に少しでも色を明るくしようと調整しましたがこれが限界でした。

印刷したらいい感じの色になってくれることを祈り、これで一旦完成にしました。まだスケジュール的に余裕もあるので、出来上がりに納得できなかったら作り直せばいいやの精神。衣装の方が圧倒的に時間がかかるので、早く衣装に着手したいですしね。

カットありだとアクセアが安かったのでアクセアで入稿しました。

2/8(水): 衣装制作開始

前日の夜ふかしが祟りめちゃくちゃ眠かったのでとりあえずスカートのサイズだけ決めました。

まずは一番内側の薄いオレンジ色。色が絶妙すぎて見つからなかったので買った生地はクリーム色です。丈を40 cmくらいにしたいので内径と外径の差は80 cm必要。鉢の外径が20 cmほどなのでギャザーと生地の幅(=120 cm)を考慮して内径40 cm、外径120 cmにしました。生地の幅を意識してサイズを決めるのも前回の反省を活かしています。

続いて2番目の白色。丈は全体の3分の2くらいなので25 cmに。ギャザーは下と同程度を想定して、内径40 cm、外径90 cmにしました。

そして鬼門がアシンメトリーになっている一番上です。とりあえず幾何学的にそれっぽい形にしてみました。これは余った布で試作して、実際に重ねてみないとなんとも言えなさそうです。

2/9(木)

パネル完成

パネルがもう届きました。もうちょっとビビッドにしたかったところですが、悪くない仕上がり。傾きによる色の変化をもうちょっと強調したかった感はあります。及第点ではあるが改善の余地あり、といったところです。

スカート制作作業開始

まずはクリーム色のバックサテンに半径20 cmと60 cmと62 cmの円を描きました。前回もそうでしたが伸縮性があるので大きな円を描くのは本当に大変でした。

62 cmの線に合わせて裁断しました。2 cm分は縫い代です。内側の縫い代はちょっと悩んでいたので内側の穴はまだ切り抜かずにおきました。円の中心の印はもしものためにギリギリまで残したいんですよね。

同様に、白色のアムンゼンに半径20 cmと45 cmと47 cmの円を描き、47 cmで裁断。半径が15 cm小さくなるだけでもだいぶ罫書きは楽になりました。

生地2枚の罫書きと裁断だけで3時間くらいかかりました。

続いてアムンゼンの端処理に着手。1 cm折り返して手縫いで仮縫いしていきます。前回仮縫いでちょっと横着した結果裾がガタガタになったので、なるべく丁寧に仮縫い。1時間半ほどかかってようやく180°くらい終わりました。この日はここで時間切れ。翌日のめざましじゃんけんに備えて早く寝なければなりませんでした。

2/10(金): 無限仮縫い編

アムンゼンの仮縫いの続き。前日より少しペースが上がって1時間ほどで2周目の3分の1くらいまで終わりました。翌日朝早いのでここで中断。

2/15(水): 無限仮縫い編

Aqours関連の諸々が片付いたので作業再開。アムンゼンの仮縫いが完了し、バックサテンの仮縫いに入りました。アムンゼンより長いので更に終わる気がしません。1周目が90°くらい終わったところで集中力が途切れたので中断。

2/16(木): 無限仮縫い編

1時間ほどかけてバックサテンの1周目が完了。更に30分ほどかけて2周目の3分の1くらいまでやりました。

2/17(金): 無限仮縫い編

1時間ほど作業してようやくバックサテンの仮縫いも完了。

内側の縫い代は4 cm取ることに決めたのでアムンゼンとバックサテンに半径16 cmの円を描きました。

2/18(土): スカート制作

ベルト用に紫のサテンを裁断。長さは鉢の外周に対して数cm余裕を持たせて72 cmにしました。直線の罫書き簡単すぎて草。

ここまですべて手縫いでしたがここからはミシン。アムンゼンとバックサテンにアイロンを掛けた後裾をミシンで仕上げました。ちゃんと仮縫いしてもやっぱり裾はガタガタになりました。難しすぎる。

ベルトも端処理だけしておきました。

ベルトは最後までつけられないので、スカートのギャザーを確定させるためにベルトを裁断したときの端切れを使って核になる部分を用意しました。ここにバックサテンとアムンゼンを縫い付けていきました。

続いてオレンジのベロア部分の試作に着手しました。前回試作用に買った100円布の余り(というか前回の試作品の残骸)をまずは外径70 cm・内径30 cmで切り出し、スカートに合わせて良さげな位置にチャコペンで印を打っていきます。その印に合わせて切るとこんな感じになりました。

なかなかいい感じになりました。一方で、これでは再現性がないので実際にベロアを裁断するためにはこれを再度図面に起こさなければなりません。

というわけで機械工学科在学中以来約6年ぶりにCADを使いました。何もかも忘れていたしそもそもMacで動作するフリーのCADソフトを探すところからでした。FreeCADなるオープンソースのアプリケーションがあったのでそれを使うことにしました。

操作方法がまったくわからず四苦八苦しながらなんとか図面が完成。前後の対称性と元の円に接することと正面で丈が10cmになることなどの拘束を適用したら形が定まりました。

図面に補助線を入れる方法がぱっとわからなかったため補助線の箇所で1mm切削する荒業を使っています。

図面ができた後で服飾系専用のCADソフトを見つけたので次機会があったらそれを使ってみようと思います。

2/19(日): スカート制作

まずは図面を原寸大で印刷して型紙を作りました。A3用紙3枚に収まりました。

この型紙を当ててベロアに罫書きをしました。あまりにも簡単に線が引けた(それはそう)ので、真円も型紙作っておけばよかったなと思いました。巻き尺をコンパスにして頑張っていた時間はなんだったのか。

ベロアを裁断したら細かい糸くずが無限に出て大惨事になりました。

ズボンもパーカーもまるでラメ入りみたいにキラキラ光ってました。

出続ける糸くずと格闘しながら端処理を済ませ、スカートに縫い付けました。だいぶいい感じですね。

2/20(月): スカート制作

オーガンジーの裁断に着手。まずは一番大きい紫色から。

斜めに縫うの難しすぎワロタになりました。そういえば前回はオーガンジーは長方形で使ったんでした。

3辺の端処理まで完了。

続いてピンク色。

より正確に罫書きする方法を発見したので紫よりは綺麗に線が引けました。横着せずにちゃんと正三角形を作図すべきでした。

2/21(火): スカート制作

水色、黄色、オレンジ色の罫書きと裁断をしました。黄色とオレンジ色は小さいので端処理まで済ませました。

2/22(水): スカート制作

水色とピンク色の端処理をしました。これですべてのオーガンジーの端処理が完了しました。

2/23(木): スカート制作

アイロンをかけてから5枚のオーガンジーを重ねて端を縫い合わせました。

5枚の位置調整がかなり手間で、仮縫いしてみたり色々試しましたが結局まち針でゴリ押しするのが一番ラクという結論になりました。

めっちゃ波打ってますが逆にそれっぽい。

2/24(金): スカート制作

いよいよ制作も佳境。オーガンジーとスカート本体を縫い合わせました。オーガンジーのほうがベロアより下なのに先にベロアを縫う痛恨のミスをしていたことが5日越しに発覚。端だけほどいてオーガンジーを挟み込みました。

続いてベルト部分を縫い合わせていきます。裏側を縫うときにアムンゼンを巻き込んで発狂しながらやり直したりしたのでかなり時間がかかりました。

これで表から見える部分はすべて完成。吊るすところがなくて写真を撮るのに三脚が必要になりました。カメラじゃなくて被写体に。

2/26(日): スカート制作

27日に花屋に諸々持ち込むことになったので最後の作業日。仕上げの作業に入りました。

まずはパニエの固定。Amazonで適当に買ったパニエを開いてスカートの裏側に縫い付けました。またアムンゼンを巻き込んで発狂。どう考えてもアムンゼンよりも先にパニエを固定すべきでした。気づくのが1週間遅い。

なんとかパニエの固定を終え、最後はスカートをスタンドに固定するための穴をあける作業。

ひとまず両端に穴を空けてハトメをつけましたが、中央付近は重なっている布の枚数が多すぎてハトメ用の穴を空けるのはかなりしんどそうでした。

巻き込みで30分近くロスしたこともありDiverDivaのライブに行く時間になってしまったので中断。

DiverDiva終演後はオタクと居酒屋に行きましたが、断腸の思いで酒を我慢。22:30頃帰宅し、作業再開。

除去加工で穴が作れないなら盛って作ればいいじゃない。ということでサテンを細長く切ってリボン状にし、裏側にベルトループをつけました。リボン状にしたサテンの端処理こそミシンでやりましたが、ベルトループは全部手縫いでつけなければならず、かなりの時間がかかりました。結局5つほど取り付け、終わったのが2時。

こんな感じになりました。玉結び下手くそ選手権優勝。

これにて遂に完成。この写真だとあんまり仕上げ前との差がわかりませんがパニエが入ったのでスタンドに取り付けたときの見栄えは全然違うはずです。

2/27(月): お花屋さんへ持ち込み

仕事を早めに切り上げて車で日吉に輸送しました。後部座席のヘッドレストにハンガーで吊るすことでシワを防止する天才的発想。

首都高に課金して「...and flower」さんに16:50頃に到着、スカートとパネルをお渡ししました。

帰りは急がないので下道で。Liella!の曲を聴きながら渋谷や原宿の街を走ってみたくなり、ちょっと回り道して玉川通り明治通りと表参道と青山通りを通って帰りました(スクランブル交差点を通るつもりでしたが普通に道玄坂上で曲がり損ねました)。

つまりこういうことです。

ランダム再生で「この街でいまキミと」でも流れてくれれば完璧だったのですが、流石にそこまで上手くはいきませんでした。でも神宮前交差点で信号待ち中に「START!! True dreams」が流れてめちゃくちゃ気持ちよかったです。

車で原宿を走るの自体はすごくいい体験だったのですが、平日の夕方ということで道がめちゃくちゃ混んでいて渋谷から浅草まで1hかかりました。

感想

2度目のソロフラスタは、前回よりもスケジュール的に厳しい中で、前回以上の作り込みをすることができたので、前回以上の達成感がありました。2回目ということで勝手がわかってきて少しは楽になるかとも思いましたが全然そんなことはなく、タフな作業の連続でした。むしろ勝手がわかってきたからこそ、より具体的に反省すべき点が見えるようになった感もあり、この自分でPDCAを回していく感覚もまたソロフラスタの醍醐味なのかなと感じています。

そして実際に現地で完成したお花を見たときの感動は、初めてお花を出した前回に勝るとも劣らないものでした。きっとこの感動は何度経験しても消えることがないのだろうなと感じています。

そよ風にオーガンジーが靡いているのが未来の音が聞こえるのサビ前を感じさせました。実はこれは少し狙ったところがあるので、思い通りになって嬉しかったです。

今後について、ひとつ懸念を挙げるとすれば、2回連続で装飾の自作をやったことで、自分の中で「フラスタのこだわり方 = 装飾の自作」のような考えが固定されそうになっていることです。今回で3rdライブツアーも終わりなので、次に出す機会があればまたゼロベースで自分のフラスタの取り得る形を模索するところから始めたいと思います(模索した結果また装飾自作になるかもしれませんが)。

謝辞

今回のフラスタを依頼した...and flowerさんは、こちらの細かい要望に応えてくださり、こんなにも素敵なお花を完成させていただきました。また、日吉から所沢という長距離輸送も対応していただきました。

また、前職時代の先輩のHさんにはUnity関連のアドバイスをいただきました。

この場を借りて改めて御礼申し上げます。

(備忘録) 反省

今回も反省点を残しておきます。

スケジュール

ある程度覚悟して臨んだとはいえほぼ毎週末イベントがある中で制作するのはかなりしんどかったです。遠征がなかったのでまだなんとかなりましたが、遠征があったら無理でした。

今回も「取り敢えず試してみる」ができるようなスケジュールではなかったので、次回は仮説検証の期間を取れたらいいですね。時間余ったらブラッシュアップしようかなと思っていたパネルも結局そのままになりましたし。

ただ、今回はお花屋さんへの発注後にUnity使う判断をしているのでそこで工数が全部狂った感はあります。

スカートの作り方

罫書きの手間

巻き尺をコンパスにすれば真円は描けますが、やはり型紙はあったほうがかなり高速化できそうです。面倒でも全部CADで型紙を描いてしまったほうがトータルで時間短縮できるかもしれません。

端処理がうまくいかない

どうあがいても斜めに縫うと歪むので、布用接着剤を試してみたいです。

ベロアを不用意に裁断してはいけない

本当に大惨事になります。

縫う順番を間違えた

今回は「ギリギリまでスカートの製法のレールに乗る」という方針で作ったのですが、結果としてはそれが仇になってパニエの固定などの難易度が不必要に上がってしまった他、アムンゼンを巻き込むヒヤリハットもありました(ベロアに隠れる部分だったのでセーフだっただけ)。

スカートの製法には拘らず、最も簡単に縫える順番を事前に検討しておくべきでした。

その他

制作過程を動画で撮ったら面白そうだなと思いました。撮るためには部屋を片付ける必要がありますが……。

Aqours Valentine's Day Concert

2/11(土)〜2/12(日)、武蔵野の森総合スポーツプラザにて開催された「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours EXTRA LoveLive! 2023 ~It’s a 無限大☆WORLD~ Valentine's Day Concert」に両日参加しました。

A・ZU・NAと同様時間的余裕がないのでさらっと書きます。

今回のライブはラブライブ!サンシャイン!!として3年ぶり、Aqours9人としては3年8ヶ月ぶりの声出しライブでした。

2/11: Day.1

国立競技場から急いで飛田給に移動。

FUJIFILM SUPER CUPについてはこちらの記事に書いています。

p5750.hatenablog.com

飛田給駅Aqoursの広告が出ていました。

2週間ぶりの武蔵野の森総合スポーツプラザに到着。

アリーナ最前ドセンブロックの後ろの方でした。めちゃくちゃ近い。

初手、キービジュの衣装で登場して何をやるのかと思ったら「少女以上の恋がしたい」始まって馬鹿デカい声が出ました。その後も9人での声出しアリ披露はなんと2ndライブ以来となる「Pops heartで踊るんだもん!」など、2017〜2018のオタクに刺さる曲がたくさんありました。心が2017〜2018に還るようでした。

神の幕間ドラマを挟んで久しぶりに2期BD特典のソロ曲が披露されました。いつもは2日間で日替わりなので6曲目に突入してかなり驚きました。Aqoursとして初めて1日でソロ9曲。9人とも3rdの頃とは比べ物にならないくらいパフォーマンスのクオリティが上がっていてプレW杯で跡部に完勝した手塚を見る不二周助の顔付きになりました。

これが…今のの強さなのかい

ソロ曲の後には学年曲。5thぶりの「予測不可能Driving!」や4thぶりの「Waku-Waku-Week!」もめちゃくちゃ楽しかったですが、「Marine Border Parasol」がまた聴けたのが本当に嬉しくて、暗転中に傘持ってる2年生が見えた瞬間にボロボロ泣いてしまいました。

BANZAI! digital trippers」は1回目、ミクの位置を空けての披露。ミク来ないのかぁ〜と少しがっかりしましたが、アンコールでミクと共に2回目の披露が来て驚きました。1回目はラブライブ!シリーズのMV付き楽曲に課せられた一種の縛りとも言える「MVを再現する」という点にフォーカスするためにミクを出すことができず、2回目は逆にミクを出すためにMV再現を諦めている、というメルカトル図法正距方位図法のような関係にあるという理解をしました。2回目では

  • フォーメーションを崩して平面的にしている
  • メインスクリーンにMVを流さず、常に正面から望遠で撮った映像が流れている
  • 照明も映像の露出もミクを基準にしていて、Aqoursに当たる照明が弱めになっている

といった特徴がありました。MCでは「ミクちゃんが来てくれました」と言ってはいるものの、映像を見た感触としてはAqoursがミクの方に行っているという方が近い感じがします。

ラストの「ユメ語るよりユメ歌おう」でまた大合唱できたのが嬉しくて泣きながら歌ってました。オタクはfwfwしてないで歌え。

2/12: Day.2

「“MY LIST” to you!」が「待ってて愛のうた」に変わって絶叫しました。

Day.1では披露されたという事実だけで脳のキャパがオーバーしてしまった「Marine Border Parasol」、Day.2はちゃんと聴くことができ、ちゃんと歌詞で泣きました。

ラストは「勇気はどこに?君の胸に!」に変わりました。流石にイントロで大絶叫しました。ユメユメ以上に大合唱への思い出が深いこの曲。また落ちサビの伊波さんを見ることができて感無量でした。

おわりに

やっぱりAqoursのライブは私の帰る場所だなと感じさせる、実家のようなライブでした。その安心感の一方で、M1に「少女以上の恋がしたい」を入れるなど度肝を抜くようなこともやってきていて、次はどんな驚きを体験させてくれるのか楽しみになりました。

まだI live, I live love live! days!!と叫べていないのでホワイトデーに期待したいと思います。

次のイベントは2/25〜2/26のDiverDivaです。久しぶりに1週あくので英気を養いたいと思います。

FUJIFILM SUPER CUP 2023

2/11(土)、国立競技場で開催された「FUJIFILM SUPER CUP 2023」がラブライブ!シリーズとコラボしたので観戦してきました。

小1以来20年ぶりのサッカー観戦でした。そのときも旧国立競技場でした。

国立競技場へ

朝9時半ごろに千駄ヶ谷に到着。駅前は既に多くの人で賑わっていました。東京体育館の前にはスタグルフェスと称してキッチンカーが各地から来ていました。キッチンカーエリアを通り過ぎて国立競技場へ。

前日に雪が降ってどうなることかと思いましたが快晴で、この時期にしては暖かかくてよかったです。

外苑門の前でオタクと合流。チケットは3連でしたが1人は寝坊したので1時間ほど遅れて来るとのことでした。再入場できるということで先に2人で入場。

新国立競技場の中に初めて入りました。ラブライブ!シートはバックスタンドの最上段。

外周の通路にはコラボのパネルが展示されていました。ちゃんとマリノス側とヴァンフォーレ側で離れたところに置いてありました。

9:50頃からあぐりとちぇみーの影ナレでコラボの概要や当日のイベントの案内がありました。

NEXT GENERATION MATCH

その後は横浜F・マリノスユース vs 高校生選抜のNEXT GENERATION MATCHがありました。前半の途中で寝坊したオタクをピックアップしに一度外に出たりしていました。1-1で前半を終え、ハーフタイムにはキャスト影ナレJリーグの開幕カードの発表がありました。

後半もアディショナルタイムに2-2の同点に追いついて引き分けという白熱した展開でなかなかおもしろかったです。

昼食には場内で買ったカレーを食べました。

FUJIFILM SUPER CUP

午後はいよいよFUJIFILM SUPER CUP。12:30頃には2人が登壇しての当日のイベント告知。

トリミングしてもこれ。めちゃくちゃ遠い。

しばらくして選手が入場。なんかめっちゃ火が出ててLOVELESS WORLDでした。

ヴァンフォーレのサポーターが客席にストライプを作ってて「未来の音が聞こえる」のLiella!の文字を思い出しました。

あと風林火山の垂れ幕や武田菱の旗など甲斐らしさを随所に感じさせていてなかなか面白かったです。「其疾 其徐 侵掠 不動」だけで風林火山を伝えようとするのかなり高度なのでは?と思いましたがよく考えたらこれ垂れ幕がデカすぎて下の2文字が見切れてるだけですね。「其疾 其徐 侵掠 不動」だけで風林火山ってわかる人の3割はテニプリのオタクだと孫子の兵法にも書いてある。サッカーは90分あるので雷の光速移動では脚に限界が来るらしいね。

とか下らないことを考えている間に13:35にキックオフ。

ヴァンフォーレがかなり善戦していて、前半終了間際にVARでオフサイド判定が覆って同点に追いつくなどかなり盛り上がる展開でした。

ハーフタイムにはJリーグマスコット総選挙2023トップ3の発表。かなり緊張していたのか2人とも噛み噛みでかわいかったです。マリノスのマスコットが優勝していてスタンドがかなり盛り上がってました。

発表後は初めて2人がバックスタンド側まで来てくれました。

その後JO1のパフォーマンスの後に後半へ。後半も手に汗握る展開が続き、アディショナルタイムにまたヴァンフォーレのゴールのオフサイド判定をめぐりVARがありましたが、覆らずそのまま2-1でマリノスが勝利。

試合終了後

試合終了後にはJリーグマスコット大運動会がありましたが、Aqoursのライブに移動するため試合終了後すぐに離脱しました。

Aqoursのライブについては別記事で書きます。

おわりに

20年ぶり2回目ということで実質初めてのサッカー観戦でしたが、思ったよりも楽しめました。

夏頃にJ1各クラブとコラボということで、かのんがマリノス以外のどのチームになるのか、地元柏には誰が来るのか、気になって夜しか眠れません。あと知人のジュビロサポのオタクが不憫でなりません。

3年ぶりの声出しライブ: A・ZU・NA LAGOON

2/4(土)〜2/5(日)、東京ガーデンシアターにて開催された「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 UNIT LIVE! 〜A・ZU・NA LAGOON〜」に両日参加しました。

いつものように詳しく書く時間的余裕がないので、今回はさらっと書きます。

今回のライブは

  1. ラブライブ!シリーズが声出しを解禁して以降、最初のライブである
  2. 優木せつ菜役楠木ともりさんが出演する最後のライブである

という、2つの意味で転換点となるライブでした。

後者については本人から事前にライブにそれを持ち込まないようにアナウンスがあったので、なるべく考えないようには気をつけてライブに臨みました(無理難題)。

twitter.com

2/4: DAY.1

開場時刻ごろに有明に到着。

入場して客席に入るとオタクが開演前の広告映像にコールを入れていました。個人的にはあまりあの時間のノリが好きではないのですが、この光景を見ること自体が3年ぶりのことで、懐かしさに泣きそうになりました。そしてコールの解釈違いに腹を立てるのも3年ぶり。これも贅沢な悩みだったんだなと実感しました。

開演後、しばらく私は探り探り声を出すような感じだったのですが、M3「Cheer for you!!」あたりでちゃんと声が出るようになってきました。

結局、色んな曲のイントロで絶叫していました。イントロで高まったときに声を抑えなくてよくなったのが声出し解禁で一番嬉しいことのひとつです。

無敵級から虹にハマった私にとって、虹のライブで声出しするのは(ラブライブ!フェス以外では)初めてのことでした。悲願だったLove U my friendsでの声出しを遂にすることができ、幸せすぎて涙が溢れました。

まだDAY.2もあることと、ライブ中に一切触れなかったおかげで降板のことは考えずに済みました。

2/5: DAY.2

ともりる最後のCHASE!。MCで本人も言っていましたが史上最高のCHASE!でした。あのCHASE!を生で聴くことができたことは間違いなく自分の人生の宝物になると思います。

最後のMCでも降板のことに一切触れないともりるの強さとプロ意識に感服しました。結局あとの2人が触れちゃいましたが。まあ普通触れたくなりますよね。

この2日間のライブを湿っぽくならずに楽しい時間にすることができたのは、本当にともりるの姿勢によるところが大きいと思います。

そもそも降板を決めた理由も、ともりるの、せつ菜をより輝かせたいという気持ちからでした。あくまでも優木せつ菜としてステージに立ち続けるというともりるの姿勢はまさにラブライブ!声優の鑑だなと思いました。

おわりに

今月はかなり修羅場なので声出し解禁とともりるにポイントを絞って書きましたが、それを抜きにしてもとても楽しい、いいライブでした。A・ZU・NAは「七変化」のユニットですが、その名に恥じぬ変幻自在のライブでした。

虹ヶ咲的には次は再来週のDiverDiva。特に好きな曲が多いユニットなので楽しみです。

その前に、来週はAqoursです。虹の声出し解禁でも泣いてしまったので、Aqoursはもっとヤバそうだなと今から覚悟しています。早くI live, I live love live! days!!と叫ばせてください。

Liella! 3rd LoveLive! Tour 〜WE WILL!!〜 東京公演

1/28〜1/29に武蔵野の森総合スポーツプラザにて開催された「ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~ 東京公演」に両日参加しました。

ll-fans.jp

1/28(土): Day1

のんびり家を出て開場直前くらいに飛田給へ。

ライブ

席はアリーナ後方のドセンでした。ほぼPA卓。メインステージはほぼ見えず、センステが辛うじて見える程度。

M3: Welcome to 僕らのセカイ

ウェルカムきな子は下段下手。きな子を探してめっちゃ背伸びしてギリギリ見えました。

M6: パレードはいつも

曲終わった後、やぶがくまの手を引いて捌けていってひっくり返りました。

M8: Dreamer Coaster

ロッコ交換のタイミングで、ファンサに夢中で移動するの忘れてた伊達ちゃんがのんに肩叩かれて慌てて移動してたのがめちゃくちゃ良かったです。

M10: POP TALKING

やっとトロッコが近くまで来ました。目の前でさゆなこトロッコが止まったので神でした。

M13: 揺らぐわ

2期生がまためちゃくちゃ良くなりました

M19: 未来の音が聞こえる

おそらく今回のツアーで初めて星が完成するのを待って拍手が起こりました。やればできるじゃないか。

EN3: Day1

Cメロの「強く手を繋いで」は伊達ちゃんが下から差しのべるような感じでのんと両手で握手する感じでした。

MC4

本日のダジャレは苦し紛れの「お疲レインボーブリッジ」でした。直後にりーちゃんのあぇ?顔と「東京難しい!」に対するなこの「知らんがな」で爆笑しました。

くま「地方公演を経て東京に戻ってきて、のんちゃんがすごい笑顔ですごい凛々しい顔になってて、それに心が動いてしまった。内側から出る喜びというか、楽しそうにしていて心を動かされてしまった。」

突然のんの成長情報を提供してくれる人、助かる。

のん「『甘えない』『怯えない』という新年の抱負をふと昨日思い出して、今日は絶対弱音を吐かないと思ってステージに立っているので、和奏が言ってくれて嬉しかった。」

実際この日ののんはなんとなくいつもよりも気迫があったように感じていたので納得感がありました。

ペイ「もう後ろには下がりません」

1stからいつもMCで後ずさりしていたペイを見てきたからこそ、ペイの決意を感じ取ることができてグッと来ました。

さゆ「『未来の音が聞こえる』で優勝を果たした後に『追いかける夢の先で』がある。優勝してなお夢を追い続けるんだということに公演中にふと気付いて、一層気合いが入った。これはここまでツアーを回ってみんなと一緒に来れたから感じられたこと。この気持ちを大切にしたい。」

ツアーを経たからこそ気づけたという捉え方、素敵だなと思いました。伊達ちゃんへ 「幕間」の読みは「まくあい」ですよ ぼくより

やぶ「もらった手紙に「やぶちゃんは私のことなんてすぐ忘れちゃうだろうけど」と書いてあって自分が許せなかった。みんなが届けてくれる気持ち以上のものを返したいが、まだまだ返し足りていない。自分なりにLiella!の活動を通して「あなたから力を貰っているからこんなに輝けているよ」ともっと伝えられるようになりたい」

考えつく限り最も失礼な手紙ですがやぶのマインドはあっぱれですね。

ラスト

可可「可可、結ヶ丘に来て、そして、みんなと一緒にスクールアイドルやってきて本当に本当によかったデス!そして、みんなとの時間、ワタルシミ……!」

スクールアイドルを夢見て来日した可可としてのこの言葉が本当に嬉しかったです。

りー「谢谢大家!新年快乐!バイバイ!」

中国語、谢谢大家と新年快乐しか聞き取れないまであるので知ってること言ってくれてよかったです。

終演後

調布で適当に飯屋を探しました。なぜか牛角になりました。

1/29(日): Day2

昼食

連番相手と合流してトリエ京王調布のレストラン街へ。わりと消去法気味に利久を選択。たん食う食うしました。メニューの牡蠣フライの写真見て完全に牡蠣フライの口になってしまったので牡蠣フライもつけましたが、多すぎて普通に後悔しました。あと多分この牡蠣に中って翌日の夜中に吐きました。

ライブ

2階のフラスタを見そびれていたので入場してすぐに見に行きました。1階と合わせておよそ60基ほどでしょうか。埼玉では一体何基来るのか楽しみですね。

席はアリーナ中程の下手端ブロック、通路席でした。横にカメラがあって横2席しかないところだったので連番者と2人だけで1列独占する形になり、誰も人が通らなくて開演までも快適に過ごせました。

M1: WE WILL!!

大阪は両日スタンド、前日は何も見えずだったので久しぶりに見上げる形でWE WILL!!を見た感じがしました。それでも15日ぶりなのが今月の濃密さを実感します。

M3: Welcome to 僕らのセカイ

ウェルカムきな子は上段上手でした。

M7: エンドレスサーキット

アリーナ端だったので目の前を通過していきました。じゃんけんはパーであいこでした。私はチョキを出したので勝ちました。

M10: POP TALKING

さゆなこトロッコ定点してましたがなんとなくいつもよりイチャイチャを抑えているような気がしました。

M11: ユートピアマジック

2サビ終わりで珍しくやぶがノリノリでくまとハートを作ってて破顔。

M13: 揺らぐわ

2期生の表情が良すぎました。過去イチだったかもしれません。

これまで配置移動は伊達ちゃんの動き以外あまりちゃんと見れていなかったのですが、改めて見ると学年ごとにかなり綺麗な移動をしていることに気づきました。

M14: 色づいて透明

サビ前まで歌っている人にだけピンスポが当たっていて他の人は逆光気味になっているのが、サビに入るときにふわりと全員浮かび上がるのが好きです。

M16: Sing!Shine!Smile!

Cメロの歌詞が本当に好きすぎて感情がめちゃくちゃになりました。あとこの曲は曲名のとおり、全員笑顔がまぶしすぎますね。

M18: 私のSymphony

今までで一番の完成度だったように思います。1番から2番での2期生の表情変化が本当に好き。

MC3

やぶの「あと何回この景色を見れるのかな」というスクールアイドルの刹那性を感じさせる涙ながらのMCで号泣しました。

やぶが話し終わった後にペイが逆サイドからティッシュを届けに行き、なこがペイを撫でていたのが印象的でした。

M20: 追いかける夢の先で

1サビの2期生の自由時間で4人で肩を寄せ合ってたのを見て涙腺崩壊しました。

EN1: 水しぶきのサイン

やぶのMCの後だったので歌詞が刺さりすぎてダメでした。

今日もラスサビの伊達ちゃんの笑顔が宇宙一でした。その後のんの頭を撫でるのも好きです。

EN2: 1.2.3!

来るとわかってたのに危うくイントロで叫びそうになりました。

りーえもトロッコが目の前で止まったりなこのんトロッコが2サビ中に通り過ぎたりしたので楽しかったです。

EN3: Day1

1サビ中に伊達ちゃんが目の前を通過しました。

Cメロのさゆのんの手の繋ぎ方がガッシリ掴む感じ(腕相撲の掴み方)になっていて、前日とニュアンスが全く違うものになっていて凄かったです。なんとなく、ここまでのツアーをやりきった感慨のようなものを感じさせました。

MC4

結那はドイツ語で宝石を意味するエーデルシュタインに触れて、「一人ひとりが色も形も違う宝石を持っている。自分の宝石を最高に輝かせる方法を見つけられればそれでいい。みんなが輝く宝石のようにかけがえない特別な存在。マルガレーテちゃんも自分もそうなりたいと思っていたのではないか。私も「本物の宝石になれる」ように、マルガレーテちゃんと一緒に頑張る」と話していました。ダジャレは「東京は最強!ありがTOKYO!」でした。

Liella!9人のMCで印象に残ったのは4人が触れた「ツアーの“舞台”性」と2人が触れた「スクールアイドルの刹那性」、そしてのんでした。

ツアーの“舞台”性

ここで私が「“舞台”性」と呼んでいるのは「(ほぼ)同じ内容の公演を繰り返すことで成長していくこと」です。巌裕次郎の「進化し続ける芝居こそ演劇だ」という台詞がありますが、それのことです(じゃあ「演劇性」なのでは?と思ったりもしましたが、反復性を示すには立つ「場所」の方が重要だと思うので敢えて「“舞台”性」と呼びます)。

くま「アンコール映像の『宇宙一のスクールアイドルになる』という言葉は勢いで言ったが、ツアー12公演を通して確かなものを掴んだ。もっともっと最高の景色を見せます」

ペイ「1stや2ndでは超えられなかった壁があった、3rdでは超えられたものもあったし、もっと磨きたいと思うこともどんどん発見することができた。ライブツアーはLiella!とマルガレーテちゃんがどんどん成長できる場だと改めて思った。これからもこの特別で非日常的な夢の中で歌を共有していきたい」

なこ「ファンミのトゥ・トゥ・トゥ!の映像には2期生から1期生への憧れ、羨望の眼差しが感じられた。今は2期生と目が合うと頼もしく感じる。仲間が増えて良かったとツアーを通して改めて感じることができた」

やぶ「3rdライブ直前の生放送で「ドキドキ : ワクワク = 9.9 : 0.1」と言ったが、今はワクワクが10を超えるくらいパフォーマンスをするのが楽しい。3rdライブツアーを通してLiella!のみんなとファンのことがもっと好きになった。埼玉ではもっと成長した姿を見せたい」

と、4人が触れていました。

ツアー中の成長はこれまでのラブライブ!シリーズにはないLiella!の魅力の一つだと思っています。そもそもこの公演数でツアーをやること自体がそれを意図したものでしょう。実際ここまでの12公演を通して、特に2期生は目を見張る成長を遂げたように思います。その成長を1期生が見守っていること、2期生自身が成長した実感を持てていること、1期生もまた更に成長しようとしていること。この関係性と成長志向が、言葉を選ばずに言うと美しいと思います。2期のテーマである「追いつけ、追い越せ――。」を感じさせるものでもありますね。

スクールアイドルの刹那性

金属に電気伝導性と熱伝導性があるように、スクールアイドルには「開かれていること」「刹那性」があります(「開かれていること」に「〜性」といううまい言い換えがあったら教えてください。開放性だとあまりしっくりこない)。刹那性についてはこのブログでも何度も触れていますが、劇場版の穂乃果の「限られた時間の中で精一杯輝こうとするスクールアイドルが好き」という台詞に象徴される概念です。

りー「キャストもメンバーも一緒に成長しているのがリアルな感じ。イマしかない9人のLiella!の時間がどのくらいあるのか。有限の時間でもっとイマだけのLiella!をちゃんと伝えたい。ベルーナドームに9人で立てる機会はその後またあるのかどうか分からない。リアルな時間を共有したい。Liella!の初めての声出しありの公演をみんなと一緒につくっていきたい」

さゆ「1月は毎週ライブがあったのであっという間に終わってしまった。スクールアイドルに憧れた理由は「限られた時間の中でメンバーたちが輝いている」ということ。「限られた時間の中」というのはひとつのライブもそうだし、今後一生続いていくわけではないということ。その中で、「なんでこんなのもできないんだよ」とやさぐれる自分もいたが、今振り返るとそれさえも小さく見える。悩んでいたことを振り返ると、色んな人に支えてもらっていたありがたみを感じる。この先どうなるかはわからないが、みんなと一緒なら楽しい笑顔でやっていけると信じている。ベルーナドームは声出し解禁で、それはもう1期生も2期生も関係ない。どんな状態になるのか全くわからないが、その日を楽しみに待っている。かのんちゃんが大好きな歌、私も大好きな歌が届いていたら嬉しい」

私はスクールアイドルの何が好きかを問われたときに刹那性を挙げる人が好きです。しかも伊達ちゃんのはほぼ穂乃果の引用に近いのでもっと好きです。私はスクールアイドルの刹那性のオタク故、語り出すときりがないのでこの場では諸々割愛しますが、Liella!はこの刹那性がこれまで以上に凝縮されたグループです。そんなLiella!が刹那性を語るたびにこの刹那を大切にしようという気持ちを新たにしています。

余談ですが過去を振り返ると悩みが小さく見えるというのはμ'sの「そして最後のページには」を思い出しました。そしペもμ'sの刹那性楽曲の代表格なので全人類聴いてください。

www.youtube.com

のん

「昔から「ダメ人間生まれダメ人間育ち」「生きてる意味がないんじゃないか」と思っていた。オーディションに合格した頃は笑うことができなくて、そんな人間がラブライブ!シリーズの舞台に立ってみんなを幸せにできるのか、とずっと考えていたが、Liella!のメンバーや周りの人たち、ファンのみんなも素敵な人たちで、本当に大好きなグループ。ラブライブ!シリーズに出会って、Liella!のメンバーに出会って変われた。Liella!ならもっと上を目指せる、目指していきたい。ベルーナドームではここ以上に最高のステージを見せたい」

デビュー当時の発言の端々に滲み出ていた自己肯定感の低さ、そしてここ最近の目覚ましい成長。ここまでの変化を見てきたからこそ、このMCの重みを強く感じました。

ライブ翌日に投稿されたインスタでも補足されていますが、正しくそんな自己肯定感の低い、笑えない自分と決別するようなMCでした。

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EN4: TO BE CONTINUED

あのMCの後ということで、ラストののんの「僕の手を握りしめてよ」の笑顔が眩しすぎて泣きました。

ラスト

残ったのはなこやぶ。2人のパターンもあるなんて聞いてないんですけど?

ちぃ「あ、メイちゃんメイちゃん、今日もかわいかったよ♡」
メイ「ち、ちしゃとしぇんぱい……!」

からのなこの肩に肘を置いての

やぶ「なこのとなり」

で爆笑しました。ズルすぎる。Liella!のライブで写真集の販促をすな

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終演後

昼食べすぎてまだ腹が減っていなかったので夕食を会場から遠いところまで引き伸ばす作戦。

北千住の「麺屋 音」で鶏塩そばを食べました。

おわりに

Liella!の声出しなしの(たぶん)最後のライブが終わりました。デビュー以来ずっと声出しなしのLiella!にとって、これは大きな節目なのではないかと思います。声出しなしを前提としたスタイルをここまで積み上げてきたわけで、その集大成とも言えるライブでした。MCでの“舞台”性や刹那性への言及の多さもそれを物語っていますね。

“舞台”性や刹那性は私がLiella!に感じている魅力のかなり根源に近いものだと思っています。次の埼玉公演からは声出しが解禁され、また新しいLiella!のスタイルが生まれていくことになるでしょう。正直私は「ドキドキ : ワクワク = 9.9 : 0.1」ですが、今後のLiella!の“舞台”性や刹那性がどう更新されていくのか、見届けていきたいです。

Liella! 3rd LoveLive! Tour 〜WE WILL!!〜 大阪公演

1/21(土)〜1/22(日)に大阪城ホールにて開催された「ラブライブ!スーパースター!! Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~ 大阪公演」に両日参加しました。

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ちょうど直前の1/18にLiella!2ndのBlu-rayが発売されたので、それを視聴してから臨むライブとなりました。Liella!2nd大阪公演は同じ大阪城ホールでの開催。そして2期生加入前の最後の単独公演でした。

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Liella!2ndのライブ映像やメイキング映像を視聴し、スクールアイドルの刹那性に思いを馳せ、今の瞬間を大切にLiella!のライブに参加したい、という決意を新たにした状態で臨むライブ。しかも場所は1期生の終着点と同じ大阪城ホール。これまでになく、開演前の時点で自分の気持ちが仕上がっていた感じがありました。

なお、1/25のスクールアイドルミュージカル大阪公演初日まで大阪に残るため、6泊7日の長い遠征となっています(現在進行系)が、本稿では金曜〜日曜の3日間に絞ります。

1/20(金): 前日

2週連続の羽田空港。今回はANA創業70周年のセールを利用しました。

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前週に続き機内では水星の魔女を視聴。途中富士山が綺麗に見えたので一瞬中断して撮影しました。

あっという間に伊丹空港に到着。4年ぶりくらいに大阪モノレールに乗りました(CYaRon!大阪ファンミぶり)。

蛍池から阪急宝塚線に乗り梅田に到着。一旦ホテルに大きい荷物を預けてJRの快速で西宮へ。

3年半前に食べて美味しかった台湾まぜそばの再訪です。

店名は「てっぺん」から「やす田」に変わっていましたが、甘めのミンチと麺がマッチしていて美味しかったです。

食後は梅田に戻りましたが、同じルートで帰るのは面白くないので阪神を使いました。

オタクにおつかいを頼まれたので梅田のアニメイトに寄ったらグエルくんがいて思わず写真を撮ってしまいました。グエルくん、報われてほしい。

結局おつかいは空振りでした。ホテルにチェックインし、リモートワーク開始。

仕事が終わった後、なんばのゲマ、アニメイトソフマップにも行ってみましたが全部空振りだったので諦めて梅田に戻り、オタクと飲みました。

仕事の話とかもしましたが、最後の方はずっとスクールアイドルの刹那性について語り合ってました。

1/21(土): Day1

神戸へ

10時過ぎにホテルを出て大阪駅から新快速で神戸に向かいました。だいたい大阪から行くときは(阪急が好きなので)阪急で行くので新快速で行くのはちょっと新鮮な感じがしました。

神戸駅でオタクと合流し、スクールアイドルミュージカルの聖地巡礼

※ 巡礼内容にネタバレを含むので見てない人はこのセクションを読み飛ばしてください。

まずはハーバーランドへ。アンパンマンミュージアムがあるからか道中ちびっ子が多かったです。

ポートタワーは工事中だったのでちょっと残念な景観になっていました。

その後は歩いて異人館通りへ。途中まではなだらかな斜面が続いていて「お〜めっちゃ扇状地だ!」とワロタしていたのですが、だんだん傾斜がきつくなってきてそれどころではなくなりました。

異人館街を少しぶらぶらした後、流石に疲れたので新神戸駅へ。異人館街から新神戸駅への道のりもかなり険しかったので一気に疲れました。

北野遊歩道から神戸の街が一望できました。こんなに登ってきたのか……。

やっとのことで新神戸駅に到着。

昼食

地下鉄西神・山手線で大倉山へ。ここで降りたのは3年半前に伊波さんのイベントで来て以来でした。

やってきたのは駅からほど近いラーメン屋「もっこす」。ここはヨルナイトでなこと鷲崎さんが地元トークで盛り上がってたときに挙げられてた店ですね。

13時頃でしたが外待ち5〜6人くらいと盛況でした。

ノーマルの中華そばとライスを注文。ノーマルでもこのチャーシューの量。一緒に行ったオタクはチャーシュー麺を頼んでいたので死んでました。

濃厚な豚足醤油スープとストレート細麺と大量のネギ。絶品でした。

天王寺

地下鉄で三宮に移動。ポートライナーの中国語訳が「港海人工岛线」でジワジワきました。

三ノ宮から新快速で大阪に戻り、大阪環状線天王寺へ。

大阪でイベントがあるとき恒例のあべのキューズモールのプレミアムショップへ立ち寄り。

流石に歩き疲れたので近くのサンマルクでコーヒーしばいて休憩。

通天閣

天王寺から歩いて新世界へ。週末ということもありかなり賑わっていました。

通天閣はガッツリ工事中で屋上には入れないようでした。それで今回はフラッグの掲出がなかったんですね。

地下のわくわくランドでコラボソースカツを購入。

カードは可可でした。

15分ほど並んで展望台へ。

5階展望台から大阪城を見ました。

4階に降りると、Liella!がお出迎え。前回同様、爆音でLiella!の楽曲が流れていました。

窓は8面しかないのでかのんだけトイレの横でした。。

一般観光客の「これあれやろ?ラブライブ!やろ」みたいな会話も聞こえてきました。

ライブ

通天閣を出て堺筋線長堀鶴見緑地線を乗り継ぎ大阪ビジネスパーク駅へ。

駅でトイレ行ったりとのんびりしていたら結構ギリギリになってしまったのですぐに入場しました。

席はセンステ真横の上手スタンドでした。宮城Day2以来1ヶ月半ぶりのスタンドです。

M1: WE WILL!!

ブレードの電池を変え忘れたことに気付いて焦りました。

M2: スター宣言

流石にブレードがやばい色になってたので一旦消灯。

イントロで伊達ちゃんが「ほっか……ごめーん間違えた!!!!大阪公演!!!」になっていて笑いました。

MC1

MC聞きながらブレードの電池を交換。のんが喋ってる途中くらいに交換が完了しました。予備の電池がリュックに入っていてよかったです。

なこのコーレスが大阪限定の「たこ!」「やき!」「たこ!」「やき!」(中略)「ひっくり返したろか!」になってました。結構楽しかったです。

M3: Welcome to 僕らのセカイ

ウェルカムきな子は上段下手でした。

M4: Butterfly Wing

サイドスクリーンのカメラワーク再現がエグいという噂を聞いたので、肉眼とメインスクリーンとサイドスクリーンを同時に見てました。

実際めちゃくちゃ高い精度でアニメのカメラワークが再現されていてビビりました。ステージ背後からの広角とか完全にウィーン専用アングルっぽいですし。

M6: パレードはいつも

ロッコが低くてキャストの頭が辛うじて見える感じだったので悲しみを背負いました。

M8: Dreamer Coaster

クラップが楽しい。みんなもっとクラップしよう!

曲終わった後めちゃくちゃ仲良さそうに捌けていくさゆのんが見えてとても良かったです。

M12: Chance Day, Chance Way!

イチョウがスタンドにまで飛んできました。たまたま自分のところに飛んできたのでこれでイチョウ3枚目です。

M13: 揺らぐわ

北海道Day2を踏まえて流石にこの曲のやぶを見届けなくてはとブレードを赤にしました(会場全体的にも前より赤が増えたような気がしました)。

確かにやぶのパフォーマンスは格段によくなっていました。成ったな(東堂葵)

M15: エーデルシュタイン

Butterfly Wingに引き続きカメラワークとキャストの両方に着目。アニメのある箇所でのサイドの再現度がButterfly Wingと同様とても高かったのですが、更にアニメがない箇所でもメインとサイドで全く違うカメラワークになっている箇所が多くて驚きました。

M16: Sing!Shine!Smile!

落ちサビの「誰にももう止められない 僕らはそう夢みてるんだ」で唐突に2ndライブの「夢」のMCを思い出して泣きました。

M18: 私のSymphony

いつもより詞を聴き込むような意識を持って見ていたのですが、あらゆる歌詞がヤバすぎてずっと泣いてました。

M19: 未来の音が聞こえる

これもいつも以上に歌詞を噛み締めてずっと泣いてました。

EN1: 水しぶきのサイン

2ndライブのBlu-rayを見てからスクールアイドルの刹那性についてずっと考えていたのでいつも以上に刺さりました。

EN2: Shooting Voice!!

会場中がどよめきました。当分聴けないだろうと思っていたのでトロッコ曲としてではあるものの聴けて本当に嬉しかったです。イントロのダンスを全員でやってくれたのも良かったです。

ロッコでも結構踊ってくれるペイちゃん好きです。

1サビあたりでトロッコが目の前で止まったのですが、止まってる間にさゆ→ペイキスが発生したので死にました。

EN3: Day1

Cメロ「強く手を繋いで」でさゆのんが強く手を繋いでいたので死にました。

MC4

結那ちゃんが新喜劇方式で登場して爆笑しました。

youtu.be

今回のダジャレは「大阪城ホールの人の多さ過剰」で普通に上手くて笑うよりも感心してしまいました。

のんは北海道で幕間を「まくかん」と読んでいましたが、今回「まくかん、いやまくあい」と訂正していてとても良かったです。真面目さが表れていますね(Aqoursですら未だにまくまって読んでる人いた気がするので教えてあげてほしい)。そして幕間の映像をみて色々あったこれまでの半年間を振り返り、「この瞬間は今しかないから楽しんでいきたい」と言っていました。私はスクールアイドルの刹那性のことを考えるだけで泣くモードだったのでここで泣きました。

ペイは大阪公演が今回のツアーの西端であることに触れ、もっと西から来た人やライブに来られなかった人にも届けたいという意味でのShooting Voice!!だった、という話をしていました。

りーは2ndライブ大阪公演に触れて「5人から9人になったLiella!はどうですか?」と問いかけ。万雷の拍手に2期生は感極まっていました。涙をこらえるやぶくま、泣き崩れるのん、天を仰ぐえも。改めて、これまで2期生が背負ってきた重圧がいかばかりかということを考えさせられ、こちらもボロ泣きでした。ペイがのんに寄り添っていたのも印象的でした。

やぶが自分が本当にLiella!の一員になったんだ……と感じる瞬間が今でもたくさんある、これからも一瞬一瞬を大切にしていきたい、とスクールアイドル性の高い話をしていたので泣きました。

TO BE CONTINUED前の給水時間、ペイが「涙は一番うれしい日にとっておく」とStarlight Prologueの歌詞を引用したので、伊達ちゃんが反応して叫んでいました。私も叫びそうでした。こういうところでサラッと歌詞を引用できるの、いいですね。私はテニプリの台詞の引用しかできません。

EN4: TO BE CONTINUED

ラスサビ前で立ち位置のところのLEDがメンバーカラーになっているのに初めて気づきました。スタンドで俯瞰しているから気づけたのか、照明が変わったのかはわかりません。

ラスト

〆はなこ。千砂都としての「私、みんなとスクールアイドルができてよかったです!」という言葉に泣きました。その後岬なことして「みんなほんまにめっちゃ好きやで!」。メンバーとしてとキャストとしての言葉を分ける姿勢、「関西弁を喋るときはキャストとして」という鉄則をきっちり守ってくれる姿勢がとても良いなと思いました。

終演後

京橋の適当な居酒屋でオタクと飲みました。

1/22(日): Day2

キッチンカー

昼頃までホテルでのんびりして、一度会場へ。スタンプラリーのためにキッチンカーに行きました。愛知も千葉も開演ギリギリに慌てた実績があるので、早め行動です。コースターはメイでした。

昼食

一度会場を離れなんばへ。オタク(not連番者)と合流してくそオヤジ最後のひとふりへ。

あさりラーメンを食べました。貝出汁系のラーメンは普段あまり食べないのですが、めちゃくちゃ美味しくて思わず完飲してしまいました。

バナナの王様

食後はコラボ中のバナナの王様へ。

コースターはすみれでした。

近くの見知らぬオタクに突然交換を持ち掛けられたので千砂都に化けました。

スムージーのロット運が悪く、提供にかなり時間がかかってしまったので飲みながら駅に移動しました。

近鉄日本橋から近鉄に乗り、鶴橋乗り換えで大阪城公園駅へ。

ライブ

席はスタンドのほぼドセンでした。ついに全てを真正面から見ることができる視点を引けました。トロッコで一番うしろに来ない限り肉眼で表情は見えないので、それはスクリーン頼みです。

M1: WE WILL!!

全体を見渡しつつ、表情をスクリーンで見ていました。落ちサビで抜かれた伊達ちゃんの表情が最強すぎました。

M2: スター宣言

前日のことがあったので伊達ちゃんがちゃんと会場名を言えるかに気を取られていたらクラップ入るの遅れました。「私たちと一緒に青春の汗を流していこうね!」とかいう最高の煽りが入りました。

MC1

春節ということでりー指導のもと「新年快乐」でのお祝いからスタート。

なこの大阪限定コーレスのときだけ階段のLEDがたこ焼きになってステージ天井にもTAKOYAKIの文字が出ていて笑いました。

M3: Welcome to 僕らのセカイ

ウェルカムきな子は下段上手でした。

M5: Go!! リスタート

最近刺さったままのとげが背中押すところを振りコピするのにハマっています。

M7: エンドレスサーキット

クゥすみじゃんけんはすみのグー勝ち。勝ったほうが抜かれるシステムですが、りーがペイが抜かれているところに乱入してきて笑いました。

また負けたのがショックだったのかりーがその後の台詞と歌詞を飛ばしていたのが好きすぎました。

M8: 駆けるメリーゴーランド

2サビで花道を移動するところの2人の後ろ姿が綺麗でした。左右にステップを踏んでいるのが視覚的によくわかりました。

M9: ビタミンSUMMER!

2番の「くたくたになってもずっと 笑っていようね!」でダウン取るところが好きなのでダウン取ってました。

M10: POP TALKING

特殊イントロの暗転中の照明が紫と黄色になってるのが好きです。

M11: ユートピアマジック

今日も伊達ちゃんはなこの腰に手を回していました。

ラストの「僕の傍にいてよ 約束さ」でなこにめっちゃ寄っていくやつをやっていてとても良かったです。宮城Day2を思い出しました。

MC2

りーが何の話するのかと思ったら「じゃんけん負けました」で終わって爆笑しました。好きすぎる。

M13: 揺らぐわ

2期生を中心に見ていました。昨日の今日だというのに見違えるほどパワーアップしていて度肝を抜かれました。完全に2期生が黒閃4連発キメてました。成ったな(東堂葵)

落ちサビの「劣等感だって燃やし尽くして 進めばいい」がやばかったです。

M16: Sing!Shine!Smile!

前日より早く、Cメロワルツパート

僕ら魔法にかかった
夢という名の魔法に
時が過ぎても終わらない
叶う日まで解けないよ

の時点で2ndライブを思い出したりしてボロ泣きしてました。

M18: 私のSymphony

完全にそういうモードに入ってしまって最初から最後まで泣きっぱなしでした。

2期生が4人ともめちゃくちゃ気迫があってめちゃくちゃ良かったです。特にのんの「「今は楽しいよ」って言いたい! だってこんなに高鳴ってるよ」がとても刺さりました。

M19: 未来の音が聞こえる

ずっと涙を流しながら地蔵してました。

EN2: 1.2.3!

連番者と2人揃って崩れ落ちました。3n人じゃないとできない説が強化されましたね。

サビの振りが身体に染み付いてるので無限に踊ってました。トロッコでも結構踊ってくれるペイ好き。

ラスト、トロッコが一番うしろに来たあたりでやぶがずっと伊達ちゃんの腕を掴んで(腕を組んで)放さなかったのがめちゃくちゃかわいかったです。

EN3: Day1

初めてイントロを正面から見れたので、キメ顔してポーズしてるのがはっきり見えて良かったです。

Cメロはまたさゆのんしてました。

MC4

結那は前日に引き続き新喜劇方式で登場しましたが「ほな帰るわ〜」の後止めないというマイナーチェンジが入ってました。今回のダジャレはくいだおれ人形のモノマネをするという長い前フリからの「くいだおれ人形のモノマネ得意だ俺」。前日に続きめちゃくちゃ高度なやつぶっ込んできて感心してしまいました。

くまは大阪ファンミでのなこの勇気のカケラに触れ、なこへの尊敬の念を口にしていてとても良かったです。

のんはWE WILL!!について。ライブで最初に目にする、観客をLiella!の世界に引き込むような、9人のLiella!の象徴のような曲。あと何回見られるのかわからないので一回一回を大切にしたいし、大切に見てほしい、という話でした。「あと何回見られるのかわからない」という3期生加入前の有限の時間を思わせる言葉に泣きました。

伊達ちゃんは友達でも家族でもなく、「仲間」っていいよね、という話をしてました。見えないもので結ばれている関係。そういう人が8人もいるというのはとても(原義の)尊いことだろうなと思いました。

やぶは涙を堪えながら「これからも背中を押してほしい、私もみんなの背中を強く押せるようになりたい」と言っていました。北海道Day2以降、やぶの成長が著しいですね。

TO BE CONTINUED前の給水タイムにはくまがストレッチ中に身体を反らせた状態でスクリーンを見て「私が映ってる!」と言っていて爆笑しました。

EN4: TO BE CONTINUED

2番でペイがなぎやぶに乱入するところ、今回ペイはくいだおれ人形になってました。それとほぼ同じタイミングで上手ではえものんがなこの頭を撫でていました。

ラスト

えもが夏美として「これからも大好きなLiella!のみんなと一緒に夢を叶え続けていきますの!」と言っていてもうダメでした。夏美の夢の話に弱いオタクなので。

終演後

連番者と昼食ったオタクと3人で京橋の塚田農場へ。連番者はのんおじなので宮崎を感じに来ました。

おわりに

直前に2ndライブを懐古したこともあり、刹那性に対する感度が高まった状態で臨んだライブ。既に3期生が加入することも発表され、9人での日々が限りあるものだとキャストもファンもわかっている、という状況。その中で、この瞬間を大切にしていきたいと改めて強く思いました。

そして2期生のスタート地点としての大阪で、2ndライブの、ひいては1期生時代の終着点としての大阪城ホールで、このような記憶に残るライブがまた行われたことで、また一つLiella!と大阪の結びつきが重なったように思いました。またLiella!で大阪に来たいですね。

今週末は東京公演。沢山あると思っていた3rdライブもあと4公演となりましたが、一瞬一瞬を大切に楽しみたいと思います。